バレッタ(Valletta) 街全体が世界遺産に登録された要塞都市

travelogue_malta2016

このバレッタは現在の首都です。別途ご紹介しているイムディーナがかつての首都であり陸の要塞都市であったのに対しこのバレッタは海の要塞都市です。

バレッタ(Valletta)

マルタ共和国の首都で町全体が世界遺産。この町が建設されるのは1565年のオスマントルコ軍との戦い「グレートシージ(大包囲戦)」の経験から難攻不落の都市となるよう設計され建設された。完成は1571年。ヴァレッタは当時のマルタ騎士団長であり、町の完成につくしたジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットからきている。大包囲戦以前から存在した聖エルモ砦を加え、街全体が要塞となっている。マルタ共和国の政治機能が集まっている。

マルタ観光局のホームページより

礼砲台

要塞の下段に礼砲台があり昼12時には大砲が発射され時報を知らせるとのこと。残念ながら時間があわず礼砲は聞かずじまいでした。

向かいに見えるのが聖アンジェロ砦
向かいに見えるのが聖ミカエル砦

海を挟んで対岸の砦が見えます。写真では一枚に収めきれませんでしたので砲台から見た砦をGoogle Earthでお見せします。

アッパー・バラッカ・ガーデン

このアッパー・バラッカ・ガーデンは礼砲台の上段にありグランドハーバーのパノラマの景色を眺めることができます。

マルタ議会

旗の向こうに見えるのがマルタ議会です。

Il-Berġa ta’ Kastilja

右に見えるのがIl-Berġa ta’ Kastiljaというマルタの政府機関で現在はマルタ首相のロベルトアベラ事務所となっています。

騎士団長の宮殿

マルタを統治した聖ヨハネ騎士団の団長の宮殿として16世紀から18世紀の間に建造されました。現在はマルタ大統領府がおかれています。

衛兵がいます。イギリス統治下にあったなごりでしょうか。

中の様子は以下になります。

聖ヨハネ大聖堂

1577年、騎士団がその名前を冠したキリストの授洗礼者聖ヨハネを称えるために建てた大聖堂。会堂の床は騎士たちの墓所となっている。畳一畳よりやや小さめの大理石の板が敷かれており(その数約400)、そこにラテン語で墓碑銘や絵が描かれている。会堂の側面は騎士団を構成する八つのグループのそれぞれの礼拝堂があり、正面には主祭壇がある。

マルタ観光局のホームページより

散策

バロック様式の建築物の美しさを堪能しようと散策をしました。おしゃれなカフェやレストランなどの店もあります。

オレンジに“Superdry”と書かれた看板が目を引き、近づいてみると「極度乾燥(しなさい)」という日本語が。

何を極度乾燥させたいのか、なぜ「(しなさい)」がカッコ書きなのか意味不明です。

残念ながら閉まっていたため何の店か調べることはできませんでした。雰囲気からユニクロみたいな店だと思いますがはっきりはわかりません。気になっています。

MDLXVと台座に書かれていましたが何の像かわかりませんでした。日本に帰ってネットで調べましたがわからずじまいです。

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