エジプトツアー5日目(1/2) 「コム・オンボ」コム・オンボ神殿とクロコダイル博物館

エジプト旅行記

本日の行先のコム・オンボ神殿とエドフ神殿(ホルス神殿)は今回のツアーで最も新しいプトレマイオス朝の遺跡です。これらの遺跡はグレコ・ローマン期の神殿であり、古代エジプト文明の遺跡とは一線を画しています。

プトレマイオス朝

紀元前306年 – 紀元前30年 古代エジプトのマケドニア系(ギリシア人)王朝。

アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の死後、その後継者ラゴスの子 プトレマイオスによって樹立された王朝。プトレマイオスはファラオを名乗ってエジプトの文化を引き継ぎ、プトレマイオス朝で神殿も多く建てられた。

しかしプトレマイオス朝はB.C.30 クレオパトラ7世の自殺を持って滅亡。これをもってエジプト王国は消滅した。

クルーズ船でまずは1泊。その間に船はアスワンからナイル川を北上し、コム・オンボに到着。

眠っている間にアスワンから50km北上。
早朝のデッキ
デッキにはプールもある(入ることはなかったが)
ナイル川

下船して徒歩でコム・オン歩神殿に向かいます。

コム・オンボ神殿

上空からみたコム・オンボ神殿

コム・オンボ神殿

プトレマイオス朝の時代(紀元前332-32年)に建設された珍しい二重神殿で塔門、中庭、広間、至聖所等が重複して造られている。神殿の正面より向かって左半分は大ホルス の別名で知られるハヤブサの神ハロエリスに捧げられ、右側半分はワニの神セベクに捧げられている。

2重構造の入り口(塔門)。向かって左側がホルス神、右側がセベク神

天井のレリーフにはいまだに鮮やかな色彩が残っています。

ナイルメーター
ナイル河の水量を測るもの
祭壇を備えた前庭

クロコダイル博物館

クルーズ船とコムオンボ神殿の途中にクロコダイル博物館があります。博物館内ではクロコダイルのミイラが多数展示されています。

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