日本からドバイ経由でようやくカイロに到着。ツアーとしては2日目ですがエジプト初日です。
旅の疲れを残しつつ食事の後にまずはエジプト考古学博物館です。
エジプト 考古学博物館
エジプト初日の最初の観光地がこのエジプト考古学博物館でした。
いよいよ始まる古代エジプトの遺跡巡りの前哨戦として、それらにまつわる品々やその他の古代エジプト展示物を見て回ります。
古代エジプトへのいざないの時間の始まりです。
階段ピラミッド裏の部屋で発見された4700年前の像
史上初のピラミッドを建造したてファラオです。そのピラミッドに明日行きます。
わずか7.5cm。クフ王の像はこれしか残っていない。
ラーホテプはスネフェル王の息子で前述のクフ王の異母兄弟で若いうちに亡くなったために王位を継ぐことはなく、スネフェル王の後は王位はクフが次王が継承したとのことです。このクフ王がギザの大ピラミッドを建造しました。
ギザの大スフィンクスそばの河岸神殿で発見
カフラー王はクフ王の子でその次の王です。
ハトホル、パトの女神を左右に従えている
メンカウラー王はカフラー王の子で次王。
クフ王→カフラー王→メンカウラー王の親子三代のピラミッドがギザの3大ピラミッドです。
心臓を除く重要な臓器を保存
書記はファラオのすぐそばに使える大変に尊敬される役職だった
サッカラで発見された約4500年前の神官の像。木像彫刻としては世界最古。
「村長の像」とも呼ばれているがこれは発見された村の村長と似ていたことが理由で歴史とは関係ありません。アカデミー賞のトロフィーをオスカーと呼ぶのとエピソードが似ています。
上エジプトと下エジプトを統一
死者の書では冥界の王オシリスの裁判の様子が描かれています。死者の心臓と真実の羽が天秤にかけられ、心臓が重ければ魂が罪で重いことになりその心臓はそのまま幻獣アメミトに食べられて転生できなくなります。そんなエジプト神話がパピルスに描かれています。
ツタンカーメンと王妃が描かれている
四つの厨子の一つ。一番外側の厨子。
厨子
ツタンカーメンのカノプス壺(後述)を収めた箱。
カノプス壺
ミイラを作る際に魂が宿るとされていた心臓を除き、特に重要と考えられていた臓器(肺・胃・肝臓・腸)を保存するための容器。
心臓だけは死者の体内に残さなければならないとされ、取り出されていない。
とにかく数が多くて何をどう見てよいかわかりません。日本に帰ってから「こんなものもあったのか」と見逃しを後悔することもあるでしょう。そんな見逃しを極力回避するためにも事前の準備は欠かせません。
– Break Time – 「ピラミッドが窓から望めるホテル」
エジプト考古学博物館を後にしてパスでホテルに向かう道すがら、窓から大ピラミッドが見えてきました。
あらためて「エジプトに来た!!」という実感がわいてきます。しばらくすると建設中の大エジプト博物館も近づいてきます。
宿泊先のLe Meridien Pyramids Hotel & Spa
ようやくホテルに到着。
ホテルとピラミッドの位置関係の上空写真
窓から望める大ピラミッドが翌日のピラミッド観光への期待感を高めます。
部屋の中はそれほど狭くなく、一般的な海外ホテルの部屋という感じでした。
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