英語(あるいは日本語)の一つの言葉に複数のスペイン語の言葉が対応し、その違いが英語のもとの言葉だけでは表しにくい場合があります。例えば英語の”for”をスペイン語の辞書で調べると”por”あるいは”para”になります。スペイン語では”por”と”para”は用法が違いますが英語にするとどちらも”for”です。例えば以下のようになります。
ESP(スペイン語): Te doy quince pesos por la cobija.
日本語・英語の一つの言葉がスペイン語では複数の言葉にわかれる場合
ESP: Lo hice para ti.
EN: I did it for you.(あなたのためにそれをやった。)
このように「どっちを使えばいいんだろう?」と迷うことがよくあり、使い方によってはニュアンスや意味が違ってくる場合もありますので注意が必要です。
“por”と”para”については以下で詳細をご紹介しています。
スペイン語学習: 違いを理解 ”por”と”para” どちらも「〜のために」(for)
日本語の「〜のために」にあたる英単語といえば前置詞の”for”になりますが、これがスペイン語になると”por”と”para”の二つの前置詞に分かれます。この二つは非常に使い方が紛らわしいと思いますので詳しく解説します。
“por”と”para”以外にも
- ”saber”と”conocer”(どちらも”to know”)
- “entender”と”comprender”(どちらも”to understand”)
- ”estar”と”ser”(どちらもbe動詞)
などがあります。このように、英語の一つの言葉がスペイン語では複数の言葉になる場合の違いを紐解き、使い方の違い・注意点を解説していきます。
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