ドイツを代表する世界都市ミュンヘンのクリスマスマーケット

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ドレスデンからミュンヘンへ

ドイツの初日はドレスデンのCourtyard by Marriott Dresdenというホテルで一泊しました。

ホテルとその周辺

部屋は少し広めのビジネスホテルといったところで可もなく不可もなくでした。

旧東ドイツの地域は今も冷戦時代のようなさびれた雰囲気がありドレスデンもそうだと聞いてはいましたがその通りでした。フランクフルト経由で夜着いたのですが、街もホテルの周りもなんの賑わいもありません。地理的な問題かとも思いましたが何度も来た人いわく、街全体がこのような暗い雰囲気とのことでした。

このホテルは一泊のみで、翌日ひと仕事終えてからその足でミュンヘンへ向かいました。

マリエン広場のクリスマスマーケット

ミュンヘンは歴史的なカトリック教会などの建造物が立ち並ぶ旧市街で、その中心の新市庁舎まえのマリエン広場でクリスマスマーケットが開かれます。

新市庁舎前のマリエン広場

クリスマスマーケットは、ドイツやオーストリアの都市の広場で行われるイベントで、主にアドベスト(待降節)の4週間に開催される。

もともとアドベントの期間中に開かれ、厳しい冬の来る前に日用品を売買する最期の機会であった市場がクリスマスマーケットと呼ばれるようになったとのこと。

工芸品やクリスマスっぽい食べ物を売る屋台がならび、冬の寒さの厳しさにも関わらず活気に満ちていました。

マリエン広場のマリア像

柱の上の金色の像がマリア像です。

マリエン広場(マリア広場の意)はスウェーデンの占領が終わったのを祝い、1638年に広場の中心に建造されたマリア像(Mariensäule)に因んで名付けられている。

Wikipediaより

ここで売られているドイツっぽいものの代表と言えばグリューワイン(ホットワイン)とレープクーヘン(ドイツの伝統的なお菓子)。私もグリューワインを買って飲んでいました。

マリエン広場で開かれる伝統的なミュンヘンのクリスマスマーケットは「クリストキンドルマルクト」と呼ばれ、その起源は14世紀にまで遡ります。なかでも、イエス・キリスト生誕の場面を模した手工芸品クリッペの品揃えが、ドイツで最も充実したものとして有名です。市庁舎のバルコニーから毎日アルペン地方のクリスマス音楽が奏でられます。参加無料の文化歴史ツアーに参加すれば、クリストキンドルマルクトの歴史的背景とその精髄を知ることができます。「空の工房」では、子供たちが工作を楽しむことができます。

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館「各地のクリスマス・マーケット」より

市庁舎の前に陣取り、バルコニーで演奏される音楽にしばし耳を傾けました。

市庁舎のバルコニーでの演奏

お土産になるものはないかと探し回りましたが、おのぼりさん目当てではなく生活に密着したマーケットなので結局お土産は見つけられませんでした。しかし非常に趣と活気があり、行ってみる価値は十分あります。

ドイツの代表料理「シュニッツェル」

マーケットを一通り堪能した後、食事をするためにレストランに入りドイツの国民食「シュニッツェル」を頼みました。

シュニッツェル

ドイツ風わらじカツといったところです。ところで上の写真でシュニッツェルの右に乗せられているのはなんとジャム。なんとこのカツはジャムで食べるのがミュンヘン流とのこと。まあ合わないこともなかったのですが、トンカツソースをかけて食べたかった・・・。

英語メニュー

我々が入ったこのレストランはクリスマスマーケットの近くということもあったのか、かなり賑わっていました。

メニューはドイツ語。英語のメニューを頼むとさっきよりも明らかに品数が少なく、値段が割高の英語メニューが出てきました。その寸前に見ていたドイツ語メニューと内容が露骨に違います。やはり海外に行ったらその国の言葉がわからないと楽しさも半減すると痛感した次第です。英語メニューにないご当地グルメを食べたかった・・・。

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